気づけば、私たちの1日はAIに軽く背中を押されながら始まっています。
朝、通勤の途中でスマホを取り出して「今日のタスク、30分で片づける順番にして」と話しかける。昼休みに撮ったガジェット写真を、ワンタップでサムネ風に整える。夜は、ふと浮かんだブログのネタをメモしたら、AIが要点を整理して次の企画に育ててくれる——そんな流れが、2025年の“普通”になりつつあります。
とはいえ、「AIって結局どれを使えばいいの?」という声が多いのも事実。
にこいちのブログ「いきかちガジェットゲームLab」の読者のみなさんは、スマホ・PCは大好き、でも専門家ではない、そして「難しい操作より“時短・便利・おもしろい”が大事」なタイプ。加えて、ブロガー・副業・動画クリエイターの方も少なくありません。だからこそ、“仕事と日常を同時にアップデートできるAI”こそが最適解です。
本記事では、数あるAIサービスのなかから、実際に使って“効いた”ツールだけを厳選。
「記事を早く仕上げたい」「SNSで伸びるサムネが欲しい」「企画や台本づくりを省エネ化したい」「最新情報を素早く押さえたい」——そんなニーズに、最短距離で効く5本柱を紹介します。上から順に導入していくだけで、明日の制作フローがガラッと変わるはずです。
まずはイメージを共有させてください。
AIを*“自転車の変速ギア”と考えてみましょう。脚力(=あなたの知識や経験)が同じでも、ギア(=AIツール)を正しく切り替えるだけで、坂道はラクになり、平坦はスピードが出ます。重要なのは、たった1つの最強ツールにすべてを任せるのではなく、目的に応じて最適なギアを選ぶこと。記事構成はChatGPT、サムネはMidjourney、メモと企画の整理はNotion AI、動画はRunway ML、最新情報の裏取りはPerplexity——この“切り替え”が、結果と時短を両取りするコツです。
もちろん、「AIは得体が知れないし、学習コストが心配」という気持ちもわかります。
でも大丈夫。今回の5ツールは、“まず触ればすぐ結果が出る”レベルの即効性にこだわっています。専門用語が並ぶチュートリアルを読み込むよりも、コピペできる実例と最小ステップで、手を動かしながら覚える。いきかち流の学び方はいつだって「速く試す→小さく成果→継続」。AIも同じです。
さらに、SEOや収益化、SNS運用といった実務の観点からも、AIは“質×量×速度”の三拍子を整えてくれます。
- 質:文章の骨子(アウトライン)や言い換え、要約、見出し案の幅が広がる
- 量:下書きの自動化で、手を止めがちな初速を一気に上げられる
- 速度:画像・動画・情報収集を並行処理(パラレル)できるため、納期に余裕が生まれる
ここで、あなたに質問です。
1つでも当てはまれば、この記事は今日から役立ちます。
- 下書きに時間がかかり、公開が遅れがち
- サムネやアイキャッチで“あと一歩”垢抜けない
- ネタはあるのに、企画化(構成化)で詰まる
- 最新情報の裏取りや引用の整備が面倒
- 短尺動画やリール用の素材作りを一気に進めたい
このあと紹介するTOP5は、単なる“ツールの羅列”ではありません。
- なぜ1位がChatGPTなのか(万能性とプロンプトで化ける伸びしろ)
- Midjourneyで“おしゃれ”が量産できる理由(直感操作と表現力)
- Notion AIで頭の中が片づくメカニズム(タグ付けと要約の合わせ技)
- Runway MLで動画が一気に現実味を帯びる瞬間(テキスト→映像の体験)
- Perplexityで“根拠ある情報”に素早く辿りつくやり方(要点+出典のセット)
そして最後に、5つをどう組み合わせると最短で成果が出るかまで、いきかち流の活用マップとしてまとめます。ここをそのままワークフローに落とし込めば、明日の制作ルーチンが“AI前提”へとシフト。「手が止まらない環境」が整います。
AIは魔法ではありませんが、小さな摩擦(フリクション)を確実に削る道具です。
テキスト生成、画像・動画のビジュアル化、情報収集、そして企画の整理。どれか1つでも摩擦が減れば、「続けられる」確率が上がります。続ければ、成果は指数関数的に積み上がります。これが、AI活用が副業・発信・学習に効く本質です。
それでは、2025年版の決定版リストへ。
次章からは、第1位:ChatGPTを“ライティングと企画の最強パートナー”として使い倒す具体例を、プロンプトの型(ひな形)とともに紹介します。読み終わる頃には、「もう元のやり方には戻れない」——きっとそう思っていただけるはず。準備はいいですか?
🥇第1位:ChatGPT|AI時代の最強ライティングパートナー
ChatGPTの魅力とは?
「書く・考える・調べる」を一気通貫で回してくれる“万能アシスタント”がChatGPTです。ポイントは、使う人の指示(プロンプト)次第で精度が跳ね上がること。たとえるなら、オート機能満載のカメラ。適当に撮ってもそれなりに写りますが、絞り(条件)・シャッター速度(締め切り/制約)・構図(出力形式)を指定すれば、一段とプロっぽい仕上がりになります。
いきかち読者に刺さる理由は3つ。
- 即効性:下書き・要約・言い換え・校正が秒で回る。公開頻度が上がる。
- 拡張性:ブログ、YouTube台本、SNSキャプション、メール、学習まで“同じ型”で応用可。
- 学習相棒:G検定/DS検定の要点整理や暗記カード作成、図解の言語化まで面倒を見てくれる。
「文章がうまくなきゃ使いこなせない?」——心配無用。型(テンプレ)をコピペすればOK。最初は“方向性を決める羅針盤”として使い、徐々に微調整のコツを覚えていきましょう。
いきかち流!ChatGPTの賢い使い方(プロンプトの型つき)
基本の型(これさえ覚えれば勝てる)
【役割】あなたは〈専門家/目的〉です。
【目的】〈今回達成したいゴール〉を実現します。
【読者/対象】〈誰に届けるか・レベル〉
【条件】〈トーン/禁止事項/分量/難語には()で補足 等〉
【材料】〈こちらが持つ情報。箇条書きでOK〉
【出力形式】〈見出し階層/H2-H3/表/箇条書き 等〉
【確認】不足があれば最初に3点まで質問してから着手してください。
この“役割→目的→読者→条件→材料→形式→確認”の順に並べると、ブレない&再現性が高い出力になります。
1) ブログ下書き:10分で骨子→60分で公開まで
プロンプト例(SEO構成用)
【役割】あなたはSEOに強いテック系ブロガーです。
【目的】「OPPO 最新モデル レビュー」の記事構成を作る。
【読者】スマホ好きだが専門家ではない人。比較検討中。
【条件】トーンは会話的。難語には()で補足。H2は5本以上、各H2にH3を1~2本。検索意図(Know/Do)を明記。
【材料】主な特徴: 大容量バッテリー/軽量/夜景カメラ強い。
【出力形式】見出し(H1/H2/H3)+導入文200字+想定キーワード群(主要/関連/ロングテール)。
【確認】不足があれば最初に質問してから構成を出力。
時短ワザ:構成をもらったら、H2ごとに「ハイ」で本文化。この“分割執筆”は集中力を保つ最強の作法です。
推敲(すいこう)用プロンプト
この本文を、冗長表現を削りつつ、例えを1つ追加して親しみやすく書き直して。専門用語には()で補足。句読点のリズムを整えて読みやすく。
2) YouTube台本:ショートも長尺も“起承転結”を自動化
構成テンプレ(解説系5分)
【役割】動画脚本家
【目的】「AIで作る神サムネ」の5分台本を作る
【視聴者】副業ブロガー/クリエイター。時短重視。
【条件】1. Hook(0:00-0:10)で悩みを代弁
2. 結論先出し→理由3つ→デモ→CTA
3. 具体例はMidjourney/Canva/Runwayの実名OK
4. ナレーションとテロップ文を分けて出力
【出力形式】タイムスタンプ付き。Bロールの指示も記載。
ショート向けアレンジ
同内容を60秒ショート用に圧縮。最初の1文は“ビフォー→アフター”の落差で。固有名詞を前半に。
3) SNSキャプション:伸びる投稿の“型”
【役割】SNS編集者
【目的】ブログ更新告知のX/Instagram用キャプションを作成
【読者】ガジェット好き。簡単で即使える情報が好き。
【条件】Xは140字内×3案、ハッシュタグ3つ。Instagramは改行と絵文字を適度に。
【材料】記事タイトル/要点3つ/URLなし
【出力形式】X案/Instagram案を区別して提示
コツ:最初の5語で“価値”を言い切る。「◯◯が3分で」「テンプレ配布」「無料でここまで」。
4) SEOキーワード選定:人力の勘+AIの並走
ブリーフ作成プロンプト
【役割】SEOプランナー
【目的】「OPPO ◯◯ レビュー」の検索意図とキーワードを整理
【条件】検索意図を Know/Do/Compare に分類。主要/関連/ロングテールを表で。重複はクラスタリング。
【出力形式】CSV風テキスト(keyword, intent, notes)
使い方:出力をそのまま表計算ソフトに貼り、見出しと対応付け。“見出し=検索意図”が明確だと、読者満足度と滞在時間が伸びます。
5) 仕事効率:メール・議事録・ToDoの自動化
メール下書き
【役割】カスタマーサポート担当
【目的】レビュー依頼メールの丁寧なテンプレを作成
【条件】200~300字、箇条書き1つ。日程候補を3つ提案。相手の手間を最小化。
議事録要約
このテキストを3段階で要約:
1) 1行サマリ、2) 5つの意思決定、3) 次アクション(担当/期日)
6) 学習相棒:G検定/DS検定の“わかる化”
要点→暗記カード
【役割】学習コーチ
【目的】G検定の重要概念を暗記カード化
【材料】誤差逆伝播/勾配消失/過学習/汎化性能 など
【条件】各カード:用語→一言定義→例→一問一答。難語には()で補足。
過去問の“言語化”練習
この問題の解き方を、初心者に話すつもりで3段階で説明:
直観→根拠→一般化。最後に“ひっかけ”注意点も。
図解の言語化
この図(テキスト説明)を、文章だけで再現できるように段階説明。図がない人にも伝わるテキスト版フローチャートに。
品質を一段引き上げる5テク
- 役割の固定:「あなたは“にこいち流編集者”」と役割を明示。出力のクセが揃う。
- 制約を足す:「難語には(補足)」「表と箇条書きを併用」「H2は5本以上」など。
- 素材を渡す:メモや撮影ノートを箇条書きで貼る。AIは“空気”より“具体”が得意。
- 反復で磨く:否定ではなく指示の追加で精度UP。「例を2つ増やして」「トーンを親しみやすく」。
- 比較で深める:「反対意見も出して」「リスクと対策も」。記事の信頼感が跳ね上がります。
よくあるつまずき & 回避策
- “それっぽいけど浅い”問題 → 先に読者像と使用シーンを明記。深みが出ます。
- 情報の正確性が不安 → 要点はPerplexityで根拠確認。ChatGPTには“出典を必要としない部分”を任せる。
- 同じ表現が続く → 「言い換え候補を10個」→自分の言葉に再編集。
- 長すぎて読みにくい → 「140字→280字→600字」の三段階要約を作って、短→長の順に整える。
5分クイックスタート(保存版)
- 下書き構成を出す(基本の型でH2/H3まで)
- H2ごとに本文化(“ハイ”で進行。例と比喩を必ず入れる指示)
- 要約・言い換え・見出し修正(冗長削除+例追加)
- SNS/台本派生(X/Instagram/YouTubeへ転用)
- ファクト確認(数値・固有名詞はPerplexityで裏取り)
ミニテンプレ集(コピペOK)
A. レビュー記事の結論先出し
この製品の「買うべき/様子見/買わない」を冒頭で断定。
理由を3つ→向く人/向かない人→代替案→一言まとめ の順で。
B. 比較記事の骨組み
用途別(ゲーム/カメラ/電池持ち/価格)で表に。
各項目は「基準→評価→一言コメント」。
C. まとめのCTA
最後に読者へ質問を2つ。コメントを促す。次回記事予告を1行。
D. 口調のチューニング
同じ本文を、①親しみ重視 ②専門的 ③テンション高め の3パターンで。
結論:ChatGPTは“開始ボタン”
書く前の初速を作り、書いた後の推敲を助け、アイデアを派生させる。さらに学習の要点化まで一本化。にこいち読者が求める「時短・便利・おもしろい」を、最小ステップで満たしてくれるのがChatGPTです。「手が止まらない環境」を作る最初の一手として、まずは“基本の型”をテンプレに登録して、今日の1本を回してみてください。
ChatGPTで効率化した記事を公開するなら、表示の速い「エックスサーバー」がおすすめです。

🥈第2位:Midjourney|画像も動画もAIで“おしゃれ”に作る
なぜMidjourneyが“いきかち”読者に刺さるのか
サムネやアイキャッチで「あと一歩、垢抜けない」。このモヤモヤを、最短距離で解消してくれるのがMidjourneyです。難しいデザイン理論を覚えなくても、文章で指示(プロンプト)を書くだけで、プロっぽい質感・光の回り・配色バランスまで整ったビジュアルが出てきます。たとえるなら、“言葉で動く美術監督”。こちらが「こういう雰囲気で」「このガジェットを主役に」「背景はボケ感強めで」と方向性を伝えると、瞬時にビジュアル案を返してくれます。
しかも、ブログ・X・Instagram・YouTubeのどれでも“映える”画角に調整しやすい。正方形(1:1)、横長(16:9)、縦長(9:16)など、用途に合わせて出力しておけば、同じテーマでマルチ投稿が秒で回せます。いきかち読者の「時短・便利・おもしろい」にドンピシャです。
まずは5分で体験:“おしゃれサムネ”の最小ワークフロー
- 題材を決める
例:OPPO新機種のレビュー記事。キーワードは「軽い」「夜景カメラ」「コスパ」。 - キーワードを3~5個に圧縮(=デザインの核)
例:「夜景都会」「ネオンサイン」「軽さ=浮遊感」「ガラス質感(グロッシー)」「高級感」 - 雰囲気(ムード)を一言で指定
例:「シネマティック(映画のような)」「モダン」「クリーン」 - 構図を指定(主役を中央/三分割/俯瞰など)
例:「ガジェットを中央に、背景はボケ。手前に光のリフレクション」 - 色の指針(ブランドカラー/補色を軽く)
例:「深いブルー×差し色にライム」 - 出力比率(用途別)
例:「YouTubeサムネ=横長」「ブログOGP=横長 or 1:1」「リール=縦」
ここまでを“人間の決断”として先に固めてから、プロンプトに落とすと、修正が少なく一発でキマるのがコツ。
いきなり使える“いきかち流”プロンプトの型(コピペOK)
A. ブログ用サムネ(横長)
OPPOの最新スマホを主役にしたレビュー用サムネ。都会の夜景、ネオンサインの反射、ガラスの光沢感。軽さと洗練を感じるミニマル構図。中央に端末、背景は強めのボケ。高級感のある照明、ブルー基調にライムの差し色。読みやすいネガティブスペース(文字を置ける余白)を確保。映画的な雰囲気、ノイズは少なめ。横長で出力。
B. X/Instagram用の“映える一枚”(正方形)
小さなデスクセットアップにOPPO端末。間接照明で柔らかい陰影、木目×メタルの素材感。手に取りたくなる生活感(ライフスタイル感)。正方形、被写界深度は浅め、色はナチュラルで暖かいトーン。
C. YouTubeサムネ(訴求強め)
「夜景カメラの勝者?」のテキストを置く余白を右側に。端末は左前景で大きく、夜景の玉ボケ(丸ボケ)が背景。視線誘導の光の筋、コントラスト高め、クリックしたくなる緊張感。横長で高解像度。
D. “おしゃれガジェ撮り”の質感指定ワード集
- ライティング:soft light / rim light(縁取り光)/ studio lighting
- 素材感:brushed metal(ヘアライン)/ glossy glass(ガラス光沢)/ matte(マット)
- レンズ感:shallow depth of field(浅い被写界深度)/ macro(マクロ)/ 35mm film look
- ムード:cinematic / moody / minimal / clean / futuristic
英語ワードを少し混ぜると、質感・ライティングの指示が通りやすい(モデルが学習している表現の幅が広いため)。
“安定して良い”を出すための3つの技
- 参照画像を添える(image prompt)
実物写真やブランドガイドのスクショを一緒に投げると、色味やロゴ位置が安定。レビュー連載の世界観を保ちやすい。 - ネガティブ指示(避けたい要素)
例:「手や文字は入れない」「過剰なシャドウを避ける」「極端なパース(遠近誇張)なし」。失敗の芽を事前に刈り取る。 - 一度に作りすぎない
4案→良い方向を1つ選ぶ→追加指示でブラッシュアップ。この“選ぶ→深掘り”の反復が最短。
「動画も作れちゃう」を活かす:Runwayとの役割分担
Midjourneyは静止画の“素材力”が抜群。ここで作ったキーイメージをRunway(動画生成)に渡して動きを足すと、リール用の短尺PRが爆速で仕上がります。
手順:
- Midjourneyでメインビジュアルを数案
- Runwayに読み込み→カメラワーク(パン/ズーム)や被写界深度変化を付与
- AIナレーション+字幕で完成
使いどころ:新製品の“第一印象”を作るティザー、ブログ記事の告知動画、Xの固定ポストなど
よくあるつまずき→即解決メモ
- “テーマが散る”:出す前にキーワードを3~5個に圧縮。迷ったら「ムード1語+質感1語+用途1語」。
- “文字が読みにくい”:ネガティブスペース(文字置き場)を最初から指定。背景のコントラストも意識。
- “人工っぽさが出る”:ノイズ控えめ、フィルムルック、自然光の指示を追加。テクスチャ(質感)ワードを増やす。
- “毎回テイストが変わる”:参照画像+色の指針を固定。テンプレプロンプトをNotionに保存して再利用。
- “人の手が崩れる”:手や人物を避けるorシルエット化。ガジェット主体なら無理に人物を入れない。
現実的な運用Tips(ブロガー/副業向け)
- ブランド・キットを決める(色/フォント/構図の癖)
たとえば「青系×円形要素×左に被写体」。“考えずに置ける型があるだけで、毎回の意思決定コストが激減。 - 比率違いを一気に作る
同じテーマで横長・正方形・縦長をまとめて生成し、週内の投稿を一括で仕込む。 - サムネ=最初の3メートルと考える
記事の価値が高くても、入り口が弱いと読まれない。タイトルと同格の時間をサムネに投資しよう。 - Notionに“良プロンプト図鑑”
成功したプロンプト+成果画像のペアをスクショで保存。タグ(夜景/デスク/ライフスタイル)で引けるように。
ミニテンプレ集(コピペOK)
商品カタログ風(質感推し)
単色背景にOPPO端末のクローズアップ。スタジオ照明、微細なヘアライン、金属エッジのハイライト。影は柔らかく。高級感、クリーン、プロダクトフォト風。中央配置、正方形。
“軽さ”の比喩表現
ふわりと宙に浮くスマホ、薄い雲の上、柔らかな自然光。無重力のような静けさ。ミニマル、余白多め。
“夜景カメラ”の実力訴求
濡れたアスファルトに反射するネオン、玉ボケ。スマホは手前でシャープ、背景は強くボケ。シネマティック、コントラスト高め、横長。
質問(コメント歓迎)
- あなたのブログやチャンネルで、「サムネが弱い」と感じた場面は?
- 好きなビジュアルのムード1語をコメントで教えてください(例:moody / clean / futuristic)。その1語から最適テンプレを提案します。
まとめ:Midjourneyは“美意識のショートカット”
デザイン理論を一から学ばなくても、言語の力で美意識に近道できるのがMidjourney。キーワードを圧縮→ムードを一語で固定→参照画像でブレ止め。これだけで、毎回「おしゃれ」の土台に到達できます。まずは今日の1本、OPPOレビューのサムネをこのテンプレで作ってみましょう。驚くほどクリック率が変わるはずです。
🥉第3位:Notion AI|混沌とした頭の中をスッキリ整理
なぜ“AIメモ帳”として最強なのか
ガジェット好き・情報感度が高い人ほど、アイデアはあるのに整理が追いつかない問題に直面します。Notion AIは、メモ・タスク・資料・下書き・リンク——バラバラな“点”を1つの面(ワークスペース)にまとめ、さらにAIが分類・要約・整形まで肩代わり。たとえるな「脳内の散らかった作業机に、賢い秘書が常駐する」イメージです。
- 統合力:メモ、データベース、タスク、Wikiが同じ画面で連携
- AIの即戦力:要約(エグゼクティブサマリ)、タグ提案、見出し構成、表への変換がワンクリック
- 再現性:テンプレ化すれば、毎回同じ型で迷いなく入力→出力
いきかち流:Notion AIの“最小構成”テンプレ(これだけで回る)
まずは3つのDB(データベース)だけで十分。欲張らないのが継続のコツ。
- ネタ箱(Ideas)
- フィールド:
Title / 概要 / 参考リンク / タグ / 重要度(1-3) / 期限 / ステータス(アイデア/執筆中/公開/保留)
- AIボタンで「要約(150字)」「タグ候補」「タイトル案5つ」を自動生成
- 収集ルール:“思いつきは全部ここ”。粒度は気にしない
- 記事・動画プロジェクト(Projects)
- フィールド:
Title / 種別(ブログ/ショート/ロング動画/レビュー) / 目的 / ペルソナ / 主キーワード / 競合URL / ステータス / 次アクション
- テンプレで骨子(H2/H3)とCTA案をAI挿入
- ネタ箱とリレーション(関連付け)→進行が見える
- スワイプファイル(Swipe)
- フィールド:
Title / スクショ / 学び(何が良かった?) / 使えるコピー / タグ(見出し/導入/CTA/構図)
- AIで「良かった理由の抽象化」→自分の文脈に再適用
3DBを1ページ(ダッシュボード)に並べ、「今日やること」ビューだけを表示。意思決定の摩擦をゼロにします。
“入力→整理→出力”を一気通貫:5つのAIレシピ(コピペOK)
レシピ1:アイデアを一瞬で“記事の骨子”に
このメモを、ブログ記事のアウトラインに変換してください。
条件:
- H2は5つ以上、各H2にH3を1~2本
- 読者像は「ガジェット好き・AIに興味あり・時短重視」
- 難語には(補足)をつけて
- 導入200字、まとめにCTA(読者への質問2つ)
メモ本文:
{{概要フィールド}}
レシピ2:タグ自動提案(クラスタリング)
このネタの主題を3語で要約し、タグ候補を8つ提案。
出力:#タグ形式/重複と曖昧語は避ける/近いタグはグループ化
本文:
{{概要}}
レシピ3:競合比較→差別化ポイント抽出
以下の競合URLの要点を100字で要約し、重複を避ける独自角度を5つ提案。
出力は表(観点/競合の主張/差別化案)
URL:
{{競合URL}}
レシピ4:公開直前チェックリスト生成
この記事の草稿を読み、チェックリストを生成:
- ファクト確認(数値/固有名詞)
- 見出しの検索意図対応
- 画像の代替テキスト案
- CTAの明確性
箇条書きで具体的に。
レシピ5:1本をマルチ出力(X/IG/YouTube)
下記の要点から、X3案(140字・ハッシュタグ3)/Instagram本文(改行と絵文字適度)/YouTube概要(100字)を作成。
要点:
{{要点フィールド}}
コツ:各レシピはテンプレートボタンとしてDBに保存。“考える前に押す”運用で初速が跳ねます。
実務フロー:朝30分で“1ネタ前進”する運用
- 5分:ネタ箱に放り込む(思いつき・スクショ・リンク)
- 10分:AIで要約→タグ化(レシピ2)
- 10分:アウトライン化(レシピ1)
- 5分:Projectsに昇格&次アクション1つだけ決める
→ 「次アクションが空欄のプロジェクトは禁止」ルールで停滞を撲滅。
いきかち式“Notion × 他ツール”の連携
- ChatGPT:深掘りや言い換え、台本化はChatGPTで実施→完成稿をNotionに貼り戻す
- Midjourney:決まったキーワード(ムード/質感)をSwipeに保存→サムネの一貫性UP
- Runway ML:Projectsのチェック項目に「短尺動画化」を追加→画像素材からPR動画へ派生
- Perplexity:Projectsに「出典」フィールドを用意→引用URLと要点を残し再利用性を高める
よくあるつまずき→秒で解決
- ページが増えすぎて迷子
→ 一覧ページは禁止。DB3つに集約して、ビュー(今日/今週/公開済み)で切替える。 - タグがカオス
→ AIに「タグの統廃合案を出して」と依頼。上位10個に集約。 - テンプレが育たない
→ 公開後に「今回の改善点」をProjectsに記録。次回テンプレへ折り返し。 - AIが“ふわっと”した要約
→ 「読者の悩み」「結論」「行動」の三段で要約させる。抽象を具体へ。
テンプレ:レビュー記事ワークスペース(丸ごと)
Projectsテンプレ内容(貼って使える)
【タイトル】製品名 + 一言結論
【目的】誰に何を伝え、どんな行動をしてほしいか
【ペルソナ】スマホ・PC好き/専門家ではない/時短重視
【主キーワード】例:OPPO 新機種 レビュー
【構成(AI生成)】
- 導入(200字)
- H2×5(各H3×1-2)
- まとめ(質問2つ&CTA)
【画像計画】サムネ案/本文内3点(Midjourneyのプロンプト貼付)
【動画派生】Runwayで15秒ティザー追加
【出典・引用】Perplexity確認URL
【次アクション】今日やる1つ(期限・担当=自分)
“書けない日”を救うレスキュー機能3つ
- 要約の段階出力:「1行→5点→200字」の3段要約で負荷を分割
- 音声メモ→テキスト化:思考の速度で喋って、Notionに貼り、AIで整形
- 見出し変換:「この本文から見出しだけ抽出→不足H2を提案」→欠落を可視化
小ネタ(効率が2割上がる)
- フォーマット語彙を固定:「導入/悩み/解決/手順/FAQ/まとめ」
- Kanbanビューで“公開済み”を右端に。右へ動かすほどドーパミンが出る(続く)
- ショートカット:
/table
→DB、/callout
→注意、/quote
→引用。記法で迷わない
まとめ:Notion AIは“編集前の編集”
Notion AIは、編集に入る前の“下ごしらえ”を自動化します。ネタを捕まえる→AIで骨子に→プロジェクトへ昇格→出典整備→マルチ出力。この一連が1つの場で閉じるから、手が止まりにくい。にこいち読者が求める「時短・便利・おもしろい」を、迷わず回せる操作感で支えてくれます。
スタディサプリEnglish ビジネス英語
🏅第4位:Runway ML|誰でもできるAI映像制作入門
テキストから“動く説得力”へ
静止画はスクロールで流されがち。でも動く映像は、視線を2秒以上しっかり掴みます。Runway MLは、文章や画像から広告風の短尺クリップを自動生成できる映像ツール。難しいタイムライン操作なしで、「イメージ→質感→動き」まで一気通貫。いきかち読者が重視する時短・便利・おもしろいを、動画領域で体感できます。たとえるなら、“動画版のプロンプト・デザイナー”。テキストで「こう動いて」「こういうカメラワークで」と指示すれば、数十秒の素材が形になります。
5分で体験:最小ワークフロー(YouTube告知15秒)
- 狙いを1文で決める
例:「OPPOレビュー記事の“夜景カメラが強い”を15秒で伝える」 - ムードを一語で固定
例:cinematic(映画風)/ futuristic(未来感)/ clean(清潔感) - キーフレーズ3つ
例:「夜でも鮮明」「軽快な操作感」「コスパ強い」 - 比率&長さ
例:9:16(ショート/リール向け)、15秒 - 生成→選ぶ→追指示
4案のうち良かった1つに「カメラはゆっくりドリーイン」「光の反射を強調」など追加指示
先に“狙い・ムード・キーフレーズ”を決めてからプロンプトに落とすと、リテイクが激減します。
すぐ使える“いきかち流”プロンプトの型(コピペOK)
A. ガジェット紹介(縦9:16/リール・ショート)
夜の都会、濡れた路面にネオンが反射。中央に最新スマホが浮かび上がる。ゆっくりドリーイン(前進移動撮影)しながら、画面が点灯して夜景写真が切り替わる。シネマティック、高コントラスト、玉ボケ。最後に余白を上部に残してテロップを置ける構図。動きは落ち着いて上品。15秒。
B. ブログ記事のティザー(横16:9/YouTube冒頭挿入)
デスクセットアップのマクロショットから始まり、金属のエッジとガラスの光沢にリフレクション。カメラは左右にパン、トランジションは自然なクロスディゾルブ。ナレーションの余白を確保。清潔感のある照明、ノイズ少なめ。10~12秒。
C. 比較企画のイントロ(横16:9)
黒背景に2台のスマホが対峙。片方は夜景、もう片方は動体撮影のサンプルに切り替わる。分割スクリーンで性能差が直感的にわかる。速度はやや速め、テンポ重視。最後に中央で「どっちがあなた向き?」の余白。12秒。
D. “NeuroLumina”風CMティザー(仮想プロダクト)
暗い実験室。電流が走るディスプレイ、粒子が集まり新ブランドロゴが形成される。カメラは低い位置からなめらかに上昇、微細なダストが光を受けてきらめく。重厚だがモダン。最後にロゴだけを白地でクリーンに表示。15秒。
迷ったら動詞+カメラワーク+質感(例:drift slowly / dolly-in / glossy glass / soft light)を1行ずつ足していきましょう。
素材の渡し方で“プロ感”が爆増する
- 静止画→動画化:Midjourneyで作ったキービジュアルを読み込み、微細なカメラ移動と被写界深度(ボケ)を付与。
- BGM/SE(効果音)の余白:冒頭0.5秒は音だけ鳴らす“間(ま)”を確保。視聴者の耳を先に掴む。
- テロップ前提の余白:ネガティブスペースをフレーム端に確保。日本語は文字面積が大きいので右上 or 下部に置けるように構図を設計。
台本とショットリスト:生成前に“骨格”を決める
15秒構成の黄金比(3-9-3)
- 0–3秒(Hook):強い一枚で“状況説明”はしない
- 3–12秒(Body):主張は1つだけ。画は2~3カットに絞る
- 12–15秒(CTA):「詳細は記事へ」「夜景作例は本文で」など文字で案内
ショットリスト例(OPPO夜景レビュー)
- 夜の路面(ローアングル、反射)→ドリーイン
- 端末クローズアップ(リムライトで縁を強調)
- 夜景サンプルに差し替え→微ズーム
- 黒背景に白文字でCTA
よくあるつまずき→即解決メモ
- 情報過多で散らかる
→ 主張は1つ。キーフレーズは3つまで。カットも最大3。 - “AIっぽい不自然な動き”
→ 指示に「ゆっくり」「スムーズ」「カメラブレ最小」を入れる。人物アップを避け、プロダクト主体に。 - 文字が読めない
→ 背景を暗め/単純化、テロップは太め/少なめ/短く。余白を最初から指定。 - 尺が長く感じる
→ 0.25倍速でプレビューして不要カットを削る。“一番伝えたい1秒”から作り、前後を足す。 - 統一感がない
→ ムード一語+ブランド色を固定。サウンドは同じ音源サイトの同系統で揃える。
“ブロガー・副業”の現実解:1時間運用レシピ
- 10分:記事の要点3つを抽出(Notion AIで要約)
- 15分:Midjourneyでキー静止画×2(横/縦)
- 20分:Runwayで各15秒に動画化(ドリー/パンの差分)
- 10分:テロップ&BGM(テンプレ適用)
- 5分:書き出し→X/IG/YouTubeに予約投稿
→ “記事本編→縦横ティザー2本”のセットが1時間で完了。告知・回遊が安定します。
テンプレ配布:テロップ文例(そのまま使える)
- Hook:「夜でも“ここまで”撮れる」
- Body1:「軽いのにブレに強い」
- Body2:「夜景モード、1秒で切替」
- CTA:「作例はブログでチェック」
文字数は全角9~12字程度が視認性◎。2行以上は基本NG。
セーフティ&権利まわりの超要点
- 商標/ロゴ:実在ロゴを映す場合はレビューの文脈に限定、サイズは小さめ、誤認表示は避ける
- 人物:AI生成の人物を広告的に使う場合は権利と倫理ガイドラインを確認(実在人物の示唆は避ける)
- 素材引用:他社映像の切り抜きは原則NG。自作素材かフリー素材のみで構成
“いきかち流”連携ワークフロー(5ツールが噛み合う)
- Perplexityで数値・根拠を先に確認 → 台本の説得力が増す
- ChatGPTで台本とテロップ案を量産 → 迷いを減らす
- Midjourneyで世界観の静止画 → これをRunwayで動かす
- Notion AIで進行とチェックリスト → 抜け漏れゼロ
- Runwayで動画化 → 記事の入口(ティザー)を担う
ミニQA(コメント歓迎)
- Q:PCスペックが不安。
A:クラウド処理前提なのでローカル負荷は軽め。重いレンダはバッチで回す運用に。 - Q:BGMはどうする?
A:短尺は無音+SEでも十分強い。BGMを使うなら同系統を使い回し統一感を。 - Q:尺は何秒がベスト?
A:9–15秒が初回の勝ちパターン。30秒以上は明確な章立てがあるときだけ。
まとめ:Runway MLは“動画化の開始ボタン”
文章と静止画で積み上げた情報を、動きと光で“体感”に変えるのがRunway。主張は1つ、カットは3つ、ムードは一語。このルールだけで、あなたのレビューや企画が記憶に残る映像になります。まずは今日、ブログの最新記事から15秒ティザーを一本。「動く説得力」を自分の手に取り戻しましょう。

無料だと回数制限があります。また、ローカルで動かすので、ある程度のPCのスペックが必要です。
🎖第5位:Perplexity AI|「検索」の概念が変わる時代へ
なぜPerplexityが“いきかち”読者に効くのか
Perplexityは一言でいえば、要点(サマリ)と根拠(出典)を同時に返すAI検索。従来の検索は「リンクを10個並べる→自分で読む→比較→要約」という人力の苦行がセットでした。Perplexityはここを一括自動化してくれます。しかも、回答の末尾に参照元URLが並ぶため、裏取り(ファクトチェック)が圧倒的にラク。
いきかち読者に刺さるポイントは以下の3つ。
- 速い:最新トピックや製品情報の概観を1画面で把握
- 信頼できる:回答と出典の紐づきが明確(どの主張がどのURL由来か)
- 書くために強い:比較表や箇条書きサマリを一発で作れて、そのまま下書きへ流し込み可能
たとえるなら、“リンクを読んで要約してくれる賢い書記”が、あなたの肩越しに常駐するイメージ。調べ物の“最初の10分”を短縮します。
5分で体験:速報系リサーチの最小ワークフロー
題材例:「OPPO 最新キャンペーンの要点を掴み、ブログの速報を出したい」
- 初回質問
「OPPOの最新キャンペーンの内容・対象機種・期間・注意事項・出典URLを要約して。重複した情報はまとめて」 - 深掘り指示
「割引の条件と例外を抽出。箇条書きで。根拠URLの該当段落へのジャンプリンクも」 - 比較へ展開
「同時期の他社キャンペーン(例:Xiaomi、Samsung)との比較表を作成。金額/期間/対象/注意事項の4列で。出典付き」 - 公開用スケルトン
「今回の情報から速報記事の骨子をH2/H3で。“注意点/よくある誤解”セクションを含める」
ここまでで骨子+出典リンクが整うので、本文はChatGPTで肉付け、画像はMidjourney、告知動画はRunwayへ——という連携がスムーズ。
“いきかち流”プロンプトの型(コピペOK)
A. まず全体像(ニュース/新製品)
下記トピックの要点を200字で要約し、重要ポイント5つを箇条書き。各ポイントに対応する出典URLを括弧で付与。
トピック:{テーマ}
B. 逆引きFAQ(読者の疑問を先回り)
このテーマで読者が抱きやすい質問を7つ作成し、各質問に対する回答を100字以内で。回答ごとに根拠URLも。
C. 比較表(意思決定を早く)
以下の2~4製品(orサービス)を、価格/特徴/強み/弱み/向く人 の5列で表に。各行に出典URL。
対象:{製品名A, 製品名B, ...}
D. 誤情報対策(リスク最小化)
このテーマに関する“誤解されやすい主張”を5つ挙げ、正しい情報と出典を並べて提示。表形式で。
E. ライター用取材メモ(下書きへ直結)
今わかった要点から“記事の構成案(H2/H3)”と“引用できる数字/固有名詞のメモ”を抽出。最後に参考URLリスト。
ChatGPTとの役割分担(最速で“書ける”組み合わせ)
- Perplexity:最新情報の収集と要点化、出典付き比較
- ChatGPT:文章の骨子→本文化、トーン調整、例え話の追加
- Notion AI:ネタ箱→プロジェクト化、タグ整理、チェックリスト
- Midjourney/Runway:ビジュアル化(サムネ/ティザー動画)
ルールは簡単:事実はPerplexity、表現はChatGPT。この分業で、スピード×信頼性を両立できます。
実務フロー:30分リサーチ→60分公開の型
- 10分:Perplexityで全体像+FAQ(A+B)
- 10分:比較表(C)で“判断の軸”を可視化
- 10分:誤情報チェック(D)で安全網を敷く
- 20分:ChatGPTに構成→本文化(Eの構成案を渡す)
- 10分:画像/動画を作成(Midjourney/Runway)
- 10分:Notionでチェックリスト→公開
よくあるつまずき→即解決メモ
- 同じURLが並ぶ/情報が重複
→「重複は統合、一次情報(公式/プレス)を優先」と明示。 - 古い記事を引用してしまう
→「最新順でソート、投稿日を各項目に添えて」と指示。 - 結論がフワッとする
→「“結論→根拠→反証→再結論”の構造で」と注文。 - 主観が混じる
→「事実と推測をラベル分け(Fact/Inference)」を要求。 - 引用の粒度がバラバラ
→「該当段落の要約+段落番号/見出し名」まで求める。
いきかち式:出典の“使い回し”設計
NotionのProjectsに「出典DB」を作る
- フィールド:
トピック / 引用テキスト / 数値 / 参照URL / 日付 / 信頼度(主観) / 再利用タグ
- Perplexityの回答からURLと該当箇所をコピペで保存
- フィールド:
出典DB→関連記事で再利用
- 同テーマが来たら“タグで再検索”→二次活用が爆速
ミニテンプレ集(コピペOK)
速報テンプレ(ブログ見出しに直貼り)
H2:何が起きた?(200字サマリ)
H3:いつからいつまで?(日付・対象・条件)
H3:注意点(例外/制限/注意喚起)
H3:他社比較(短い表)
H3:参考リンク(公式/一次情報優先)
“根拠セット”の作り置き
この主張の根拠URLを3つ、一次情報を優先して抽出。
各URLの「該当文」を20~40字で引用し、どの点を裏付けるかコメントを添えて。
“数字拾い”専用
テーマに関連する最新の数値(価格/台数/シェア/日付)だけを箇条書きで。各行に出典URL。
セーフティ&エシカルメモ
- 引用は最小限&必要十分:長文コピペで“引用”を装わない。要約+リンクが基本。
- 一次情報へ戻る習慣:ニュースサイト経由でも、元のプレス/公式ページに当たる。
- 日付の明記:記事や動画では「取得日」を一言入れると信頼が段違い。
まとめ:Perplexityは“情報の整形外科”
検索の混沌を整え、決めやすい形に直してくれる。出典つきの要点→比較→誤解回避まで一気に進むから、“書く前の躓き”が消える。
いきかち読者にとっては、「Perplexityで骨組み」「ChatGPTで肉付け」が黄金コンビ。今日の調べ物を、この2本柱で回してみてください。“迷いの10分”が、“進む10分”変わります。
5つのAI、どう使い分ける? いきかち的おすすめ活用マップ
結論:“最強の1本”は存在しません。 目的ごとに最短で効くギア(AI)を切り替えるのが勝ち筋。ここでは、読者タイプ別・用途別に迷わない分岐表とそのまま回せるワークフローを提示します。
まずは「自分の今の目的」を1つに絞る
- A:とにかく1本公開したい(ブログ/ノート/台本)
- B:見た目を一気に垢抜けさせたい(サムネ/OGP)
- C:短尺動画で告知したい(ショート/リール)
- D:アイデアが散らかって進まない(企画整理)
- E:最新情報を正確に押さえたい(速報/比較/根拠)
迷ったらA→B→Eの順で。公開→見た目→根拠を固めると、回遊と信頼が同時に伸びます。
用途別・最短コンボ表(保存版)
用途/ゴール | 使うAI(主→従) | 最短手順(3ステップ) | 成果物の例 |
---|---|---|---|
1本公開(記事/台本) | ChatGPT → Perplexity → Notion AI | ①ChatGPTで構成→本文化 ②Perplexityで数値・出典確認 ③Notionでチェックリスト化 | 2,000字記事+FAQ+出典欄 |
サムネ/OGPで“映える” | Midjourney → ChatGPT(キャッチ) → Notion AI(アセット管理) | ①Midjourneyで横/縦/正方形 ②ChatGPTでタイトル/テロップ案 ③Notionでテンプレ保存 | 横16:9サムネ3案+コピー |
短尺PR動画 | Runway → Midjourney → ChatGPT | ①Runwayで15秒ティザー ②不足フレームをMidjourneyで補完 ③ChatGPTで台本・字幕生成 | 9:16/15秒の告知動画 |
企画の渋滞解消 | Notion AI → ChatGPT → Midjourney | ①Notionでネタ箱→タグ化 ②ChatGPTでアウトライン化 ③Midjourneyでキービジュ作成 | 企画カード3本分の骨子 |
速報/比較の信頼性UP | Perplexity → ChatGPT → Notion AI | ①Perplexityで要点+出典 ②ChatGPTで読みやすい本文化 ③Notionで出典DB登録 | 速報記事+比較表+参考リンク |
読者タイプ別・“今日のベストルート”
ブロガー/副業ライター
- ルート:ChatGPT → Perplexity → Midjourney
- 使いどころ:本文→根拠の裏取り→サムネ
- 時間配分:40分/15分/20分
- 仕上がり:読む価値+見栄え+信頼が一気に揃う
動画クリエイター/ショート強化
- ルート:Notion AI → ChatGPT → Runway
- 使いどころ:要点抜き出し→台本→15秒化
- 時間配分:10分/15分/30分
- 仕上がり:3-9-3構成の滑らかな短尺
学習者(G検定/DS検定)
- ルート:Perplexity → ChatGPT → Notion AI
- 使いどころ:最新範囲の確認→一問一答→暗記カードDB
- 時間配分:20分/20分/10分
- 仕上がり:出典つき要点→反復可能なカード
仕事効率(メール/議事録/企画書)
- ルート:ChatGPT → Notion AI → Perplexity
- 使いどころ:雛形→配布/タスク化→数字の裏取り
- 仕上がり:テンプレ運用+抜け漏れゼロ
“切り替えサイン”早見表(この症状が出たらギア変更)
症状 | 次の一手 |
---|---|
書き始めで止まる | ChatGPTの「基本の型」で見出しだけ出す |
情報が信じきれない | Perplexityで出典つき要約→一次情報へ |
伝わらない/弱い | Midjourneyで“1枚の説得”を作る |
スクロールで流される | Runwayで9–15秒の動く入口を作る |
ネタが散らかる | Notion AIで3DB(Ideas/Projects/Swipe)に集約 |
60分で“記事+サムネ+短尺”まで作る実戦レシピ
テーマ例:OPPO新機種レビュー(夜景カメラ推し)
0–15分|ChatGPT
- 「役割/目的/読者/条件/材料/形式/確認」の基本型で構成→導入を生成
- そのままH2×5の素案まで本文化
15–25分|Perplexity
- 公式・レビュー・ベンチの出典つき要点を収集
- 誤解されやすい点(例:キャンペーン条件)を抽出
25–40分|Midjourney
- 横16:9/正方形のサムネ2比率を一括生成
- ネガティブスペース(文字置き場)とムード一語を固定
40–55分|Runway
- 15秒ティザー(3-9-3構成)。ドリーイン+玉ボケで夜景強調
- テロップはChatGPTで3案→読みやすい9–12字で確定
55–60分|Notion AI
- チェックリスト→出典DB登録→公開タスクへ
ポイント:“本文→根拠→見た目→動画→整える”の順。途中で戻らない。意思決定の回数を減らすのが時短の本質です。
いきかち式・テンプレの置き場所(迷いをゼロに)
- Notion:レシピ(プロンプト)保管庫。タグは
記事/比較/レビュー/動画/告知
- 固定フレーズ集(ChatGPT):導入・まとめ・CTAの言い回しを3パターンずつ
- Midjourney:
ムード一語/質感一語/用途一語
の三語プリセット(例:cinematic / glossy / product-shot) - Runway:
9–15秒
の骨格テンプレを「Hook/Body/CTA」で保存 - Perplexity:
一次情報/ベンチ/価格/FAQ
の検索ブックマークを用意
迷ったときの3問チェック
- “今は事実が必要? それとも表現?”
→ 事実=Perplexity/表現=ChatGPT - “静止画で足りる? 動きが必要?”
→ 静止=Midjourney/動き=Runway - “次の一手はどこに記録する?”
→ Notion AI(Projectsに「次アクション」一行だけ)
まとめ:使い分けは“交通整理”でうまくいく
- ChatGPT=エンジン(初速と表現)
- Perplexity=道路標識(根拠と安全)
- Notion AI=地図(全体把握と進行管理)
- Midjourney=看板(一瞬で伝える視覚)
- Runway=動画車線(記憶に残す動き)
この地図を手元に、今日のゴール1つだけ決めて回してみてください。“ムダな迷い”が消え、公開本数と質が一段上がるはずです。
まとめ&読者への問いかけ|あなたはどのAIから始める?
ここまで読んでくださった“いきかち”読者のみなさん、もうお気づきのはず。AIは「ひとつで全部やる魔法」ではなく、目的ごとに“最短で効くギア”を切り替える道具です。
- 書く・考えるの初速は ChatGPT(骨子→本文化→派生)
- ビジュアルの第一印象は Midjourney(ムード一語+参照でブレ止め)
- 頭とタスクの交通整理は Notion AI(3DB運用で迷子ゼロ)
- “動く説得力”の付与は Runway ML(9–15秒の3-9-3構成)
- 根拠と比較の安心網は Perplexity(要点+出典の一括取得)
この5本柱を使い分けるだけで、公開本数・見た目・信頼性が同時に底上げされます。重要なのは、完璧を目指して立ち止まらないこと。「小さく回して、毎回テンプレを1ミリ改善」——これが、にこいち流のAI運用です。
まず“今日”やってみるミニチャレンジ(15~30分)
ChatGPT:基本の型を1つ登録(5分)
役割/目的/読者/条件/材料/出力形式/確認——この順のテンプレをプロンプト固定メモに保存。次からは貼って回すだけ。Perplexity:今週のテーマで要点+出典(10分)
「200字サマリ+重要5点(URLつき)」の定番プロンプトで一次情報を一気に集約。出典はNotionの“出典DB”に貼る。Midjourney:ムード一語でサムネ試作(10分)
“cinematic / clean / futuristic / warm”から1語だけ選んで、横16:9+正方形の2比率を生成。文字置き場(ネガティブスペース)を最初に指定。Notion AI:3DBを作る(5分)
Ideas / Projects / Swipe
を作り、今日のネタを1件だけProjectsへ昇格。次アクション(1行)を必ず入れて終了。
ここまでで、「書ける・見せられる・根拠がある」の最低限が整います。仕上げに時間をかけるより、回数で慣らしましょう。
1週間のロードマップ(保存版)
- Day1:テーマ決め+骨子化
ChatGPTでH2×5の構成→Perplexityで数値・固有名詞の裏取り→Notionに出典登録。 - Day2:本文ドラフト→推敲(すいこう)
ChatGPTに「冗長削減+例を1つ追加+難語に(補足)」を依頼。 - Day3:サムネ2比率+テロップ案
Midjourneyで横16:9/正方形。コピーはChatGPTに3案出させて選ぶ。 - Day4:15秒ティザー動画
Runwayで3-9-3構成。最初の3秒(Hook)を強く、最後の3秒はCTA(例:「作例はブログで」)。 - Day5:公開+SNS派生
Notionのチェックリストで抜け漏れ確認→X/Instagram/YouTube概要をChatGPTで生成→予約投稿。 - Day6:振り返り(テンプレ更新)
良かった点/詰まった点をProjectsに1行ずつ記録。テンプレを1つだけ改善。 - Day7:休む or まとめ記事
1週間の学びをPerplexityで出典つき再整理→翌週の企画に接続。
“改善は1つだけ”がコツ。たくさん直すと続きません。
よくある質問(抜粋)
Q:まず1本目、どれから触ればいい?
A:ChatGPTの基本型です。骨子がないと他のAIも活きません。5分で登録→そのまま1章だけ本文化。
Q:画像生成に苦手意識…英語必須?
A:英語ワードは“質感(ライティング/素材感)”の指定に強いだけ。ムード一語+参照画像があれば十分戦えます。
Q:事実確認は毎回やるべき?
A:固有名詞・数値・日付・価格だけでOK。Perplexityで一次情報を確認→本文に出典欄を付けるだけで信頼度が段違い。
Q:Notionの設定で沼りそう…
A:DBは3つのみ(Ideas/Projects/Swipe)。ビュー(今日/今週/公開済み)で切替。足さない勇気が継続の鍵です。
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