【DS検定 受験記】PC音痴の理学療法士が、子育てと体調不良を乗り越え独学でリベンジ合格?できた全記録

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「データサイエンスって、なんだか難しそう…」
「理系じゃないし、ExcelもSUM関数くらいしか使えないし、自分には縁のない世界だ」

かつての私がそうだったように、あなたもそう思っていませんか?

こんにちは!普段は理学療法士として働いている者です。数年前までPCスキルはWordがギリギリ。そんな私が、子育てや仕事の合間を縫って「データサイエンティスト検定(DS検定)」に独学で挑戦し、リベンジ合格?を果たしました。

結果発表は7月下旬とのため、合否が出たら報告します!

この記事は、特別なスキルがなかった私が、

  • なぜ畑違いのDS検定に挑戦したのか?
  • 1回目の失敗から何を学んだのか?
  • 1.5ヶ月という期間で、どうやって合格レベルに到達したのか?

その全記録を、包み隠さずお話しするものです。

この記事を読み終える頃には、きっと「自分にもできるかもしれない」と、新たな一歩を踏み出す勇気が湧いてくるはずです。特に、データ活用に興味のあるホワイトカラーの方、忙しい中でもスキルアップしたいあなたにこそ、読んでほしい内容です。

目次

なぜPC音痴の理学療法士がDS検定に?コレクター魂に火が付いた話

77%と合格ラインギリギリで神のみぞ知るセカイ

そもそもの始まりは、会社で「DX推進担当」に任命されたことでした。
「DXって何から手をつければ…?」と途方に暮れた私は、まず体系的な知識を得ようと「ITパスポート」を受験。無事に合格できたことで、すっかり調子に乗ってしまいました。

「この勢いなら、データサイエンスもいけるのでは?」

そんな軽い気持ちでDS検定に挑んだのが最初の間違い。勉強期間わずか2週間で受験し、結果は当然ながら不合格。 「やっぱり自分には無理な世界だったか…」と、一度は完全に心が折れました。

転機が訪れたのは、そのしばらく後。今度は「G検定」に合格できたのです。
その時、ふと知ってしまったのが「DX推進パスポート」の存在。ITパスポート、DS検定、G検定の3つを揃えると、特別なデジタルバッジがもらえるらしいのです。

(出典:スキル標準ユーザー協会)

「…なんだか、すごい?みたいだ」

一度は諦めたはずなのに、私のコレクター魂にメラメラと火がついてしまいました。「G検定に受かった今なら、もう一度やれるかもしれない」。こうして、不純(?)な動機から私のリベンジマッチが始まったのです。

失敗から学んだ!1.5ヶ月で合格を掴んだ超具体的な勉強法

敗因分析:なぜ最初の挑戦は2週間で砕け散ったのか?

リベンジするにあたり、まずは1回目の敗因を分析しました。理由は明確でした。

  • 頻出用語の丸暗記に頼ってしまったこと
  • 各知識がバラバラで、体系的な理解ができていなかったこと

付け焼き刃の知識では、少し角度を変えた問題に全く太刀打ちできなかったのです。この反省を踏まえ、今回は「広く、深く、繋げて理解する」ことを目標に、1.5ヶ月の学習計画を立てました。

私の1.5ヶ月学習プラン全公開

仕事と子育て(子供の習い事の送迎など)で、まとまった時間の確保は至難の業。だからこそ、日々のスキマ時間と休日の集中時間を組み合わせた、現実的なプランを立てました。

時期学習内容1日の勉強時間(目安)
第1~2週全体像の把握
公式本(シロホン)をまずは通読
平日:1時間
休日:3~5時間
第3週中だるみ期間…
正直、全然勉強できませんでした(笑)
第4~5週演習問題
問題集(クロホン)を徹底的に解く
平日:1時間<br>休日:3時間
第6週総仕上げ
クロホンの模擬問題と、間違えた箇所の復習
体調不良でダウン…

最終週は副鼻腔炎でダウンするという最悪の事態でしたが、それまでの積み重ねがあったからこそ、なんとか本番に臨むことができました。

使った教材は2冊だけ!「シロホン」「クロホン」徹底活用術

私が使った教材は、以下の2冊のみです。

  1. 最短突破 データサイエンティスト検定(リテラシーレベル)公式リファレンスブック(通称:シロホン)
  2. 徹底攻略データサイエンティスト検定問題集[リテラシーレベル]対応(通称:クロホン)

この2冊を、私は次のように使い倒しました。

  • シロホン(公式本)

    • 役割: 知識のインプット、辞書
    • 使い方: 最初の2週間でまず全体像を掴むために通読。その後は、寝る前のインプット時間と決めて、毎日少しずつ読み進めました。クロホンで分からない問題が出てきたら、すぐに該当ページに戻って確認。まさに「辞書」のように常に片手に置いていました。
  • クロホン(問題集)

    • 役割: アウトプット、知識の定着
    • 使い方: 1周目は、シロホンを横に置きながらでOK。まずは「どんな問題が出るのか」を肌で感じることが目的です。2周目以降は間違えた問題を繰り返し解き、知識を定着させます。最後についている模擬テストは、必ず本番と同じ90分を計って、自力で解くこと。本番のペース配分を体感する上で非常に重要です。

モチベ維持の秘訣は「時間になったらやる」を仕組み化すること

「どうやってモチベーションを維持したんですか?」と聞かれますが、特別なことはしていません。ただ一つ、「時間になったらやる」と決めていただけです。

そのために私がやった工夫は、「スマホの通知をあえてオンにする」こと。
勉強管理アプリの通知が「勉強の時間です!」と教えてくれると、半ば強制的に机に向かうスイッチが入ります。やる気が出ない日でも、「5分だけ…」と始めると、意外と集中できるものです。

試験当日は地獄絵図…体調最悪でも戦い抜いたリアルレポート

最悪の試験環境!ショッピングモールの罠

2週間前からマスク生活で備えていたにも関わらず、試験当日は副鼻腔炎のピーク。鼻水、寒気、頭痛、吐き気…。まさに満身創痍でした。

追い打ちをかけたのが、試験会場の環境です。
今回はショッピングモール併設のテストセンターだったのですが、これが大失敗。

  • 周りの店のBGMや話し声がうるさい
  • 空調が効きすぎて寒い
  • ひっきりなしに流れる館内アナウンス

幸い、肘掛け付きの椅子で、耳栓とティッシュを貸してもらえたのが救いでした。CBT方式の試験は、会場の環境も非常に重要だと痛感しました。皆さんも会場選びは慎重に!

集中力ゼロ…それでも私が最後まで諦めなかった理由

正直、集中力はほぼゼロでした。問題文を読んでも頭に入ってこない。計算しようにも思考がまとまらない。

「もうダメかもしれない…」

何度も心が折れそうになりましたが、そのたびに眉間や太ももをつねったり、強く押したりして、無理やり意識を覚醒させていました。

なぜ、そこまでして諦めなかったのか。それは「ここで帰ったら、また『自分には無理だった』と挫折感を味わうことになる」という恐怖と、「コレクター魂」という小さなプライドでした。結果はどうあれ、最後までやり切ることだけを考えました。

2024年6月試験の出題傾向【速報】

そんな地獄のような状況で解いた試験ですが、覚えている限りの出題傾向を共有します。

  • 数学・計算問題は驚くほど少なかったです。
  • 前回受験時より、AI関連の問題が増えた印象です。
  • データエンジニアリング分野が難化したように感じました(SQLなど)。

具体的に出題されたと感じた単語は以下の通りです。これから受験する方は、これらの用語は必ず押さえておきましょう。

  • データサイエンス力
    • ベイズの定理、平均と標準偏差、二項分布、離散型分布、図表の読み取り、バイアス、積み上げ縦棒グラフなど
  • データエンジニアリング力
    • オープンデータ、オンプレミスとクラウド、ER図、エッジコンピューティング、構造化データ、CSV、REST API、オブジェクト指向、ソースコードレビュー、正規表現など
  • ビジネス力
    • データ利活用、プロジェクトの進め方(CRISP-DMなど)、実際のビジネスシーンを想定した事例問題

そして何より、時間は全く足りません。 私はギリギリ2分前に終了し、見直しの時間は一切取れませんでした。

これからDS検定に挑戦するあなたへ贈る3つのアドバイス

私の成功と失敗、そしてリアルな体験から、これから受験するあなたに3つのアドバイスを贈ります。

アドバイス1:模試の点数に油断するな!88点でも安心できない

私は本番直前の模試で88点を取れてしまい、正直「これならいけるかも」と油断しました。しかし、本番は全くの別物です。模試で100点を取るくらいの完成度を目指し、シロホンの隅々まで理解しておく必要があります。

アドバイス2:数学は「ほどほど」でOK。それより他の分野の理解を

かつての私のように数学が苦手な方は、「数学問題、どうしよう…」と不安に思うかもしれません。しかし、今回受験した限りでは、数学の計算問題に時間を割きすぎるのは得策ではないと感じました。むしろ、データエンジニアリングやビジネス力の分野で、用語とその意味を体系的に理解しておくことが、合格の鍵を握ります。

アドバイス3:シロホンの隅々まで読み込め!頻出以外が合否を分ける

1回目の不合格で痛感したことですが、この試験は頻出分野だけを覚えても合格できませんシロホンに書かれていることは、基本的に「全てが重要」だと思ってください。一見、出題頻度が低そうな部分の理解が、最後の1点を左右します。

合格?して見えたこと、そして次のステージへ

この記事を書いている時点では、まだ正式な合格発表は出ていません。(※おそらく7月下旬)
しかし、たとえ結果がどうであれ、この挑戦を通じて得られたものは非常に大きいと感じています。

一番の収穫は、「データサイエンティストの仕事の進め方や全体像が、ぼんやりとだが理解できた」ことです。これは、DX推進担当として「社内で新しい取り組みを進めていきたい」という私の目標にとって、大きな一歩となりました。

次なる目標は、Python統計検定2級、あるいはGoogle系のデータ分析資格です。この学びの連鎖を止めずに、さらに専門性を高めていきたいと考えています。

まとめ|「夢は逃げない逃げるのはいつも自分だ!」PC音痴の私でも、あなたにも道は開ける

Excelも苦手だった理学療法士が、DS検定に挑戦した物語。いかがでしたでしょうか。

特別なスキルも、潤沢な時間もなかった私でも、諦めずに挑戦し続けることで、少しずつですが前に進むことができました。

この記事を読んでくださったあなたが、もしデータサイエンスの世界に少しでも興味があるのなら、伝えたい言葉は一つだけです。

「夢は逃げない逃げるのはいつも自分だ!」

この体験記が、あなたの新たな一歩を踏み出すきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
応援しています!

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