はじめに ~音質マニアの僕が、骨伝導の”常識”を疑った日~
どうも!「いきかちゲームガジェットLab」のにこいちです!
突然ですが、僕は普段、イヤホン界の優等生、ソニーの「WF-1000XM5」を愛用しています。あの静寂と、解像度の高いサウンド…。そう、自他ともに認める「音質こだわり派」です。
そんな僕が、なぜ骨伝導イヤホン? しかも大絶賛?
正直に言うと、僕も少し前までは「骨伝導でしょ?ランニングには良いけど、音質はまあ、それなりだよね」と思っていました。上司の「OpenRun Pro(前モデル)」を借りた時も、「お、すごい!でも音楽に没入するならやっぱりカナル型だな」と感じたくらいです。
しかし、今回登場した「OpenRun Pro 2」。
「低音がさらに強化された」「ランニングに最適化された」という噂を聞き、「本当か…?」と半信半疑で試してみた結果…
…度肝を抜かれました。
これは、ただの骨伝導イヤホンじゃない。僕らが知っている「ながら聴き」ガジェットの、遥か先を行く存在でした。
この記事では、音質にだけはうるさい僕が、忖度ゼロで「OpenRun Pro 2」を徹底解剖します。
- WF-1000XM5と比べてどうなの?
- ランニング中の使い心地は?本当に落ちない?
- 正直、気になるところはないの?
「耳は塞ぎたくない。でも、いい音で音楽を楽しみたい!」そんなワガママな願いを持つ、かつての僕のようなあなたにこそ、読んでほしいレビューです。
一目でわかる!OpenRun Pro 2の基本スペック
まずは基本的な性能をチェック!特に進化したポイントには注目です。
スペック項目 | 内容 | 補足(ここがスゴイ!) |
---|---|---|
製品名 | Shokz OpenRun Pro 2 | |
価格 | 27,880円(税込) | ※公式サイト価格 |
再生時間 | 最大10時間 | 毎日のランニングでも余裕で数日持ちます! |
急速充電 | 5分の充電で最大2時間再生 | 朝の準備中にサッと充電すればOK! |
防水防塵性能 | IP55 | 急な雨や滝のような汗も全く問題なし! |
重量 | 29.5g | 装着していることを忘れるほどの軽さ。 |
接続方法 | Bluetooth 5.4 | 音の途切れにくさ、安定性がさらに向上! |
充電端子 | TYPE-C | 他のデバイスとも汎用がある。 |

開封の儀!箱から取り出して感じた「本気度」
高級感のあるハードケースを開けると、そこにはマットな質感の「OpenRun Pro 2」本体が。
第一印象は、「軽い!そして、しなやか!」。
前モデルよりもさらにフィット感が向上しているのが、触った瞬間に分かります。これなら長時間のランニングでもストレスフリーだと確信しました。

【体験レポ】これが骨伝導の音!?常識が覆った瞬間
さあ、ここからが本番です。ランニング、通勤、在宅ワークと、あらゆるシーンで使い倒して見えてきた真実をお伝えします。
ココが良い!①:脳がバグるほどの高音質。「まるでカナル型」は本当だった
「まずは実力チェックだ」と、いつものプレイリストを再生した瞬間、文字通り、脳がバグるような感覚に襲われました。
「え、これ骨伝導だよな…? なんでこんなにベースの音がしっかり聴こえるんだ!?」
WF-1000XM5のような密閉感からくる重低音とは違いますが、クリアでありながら、しっかりと芯のある低音が、こめかみからダイレクトに響いてくるんです。ボーカルの息遣い、ハイハットの細かい刻みまで鮮明に聴こえる解像度の高さ。これはもう、僕が知っている骨伝導イヤホンの音ではありません。
間違いなく、「ながら聴き」イヤホン史上、最高音質だと断言できます。
ココが良い!②:ランナー歓喜!屋外でもクリアに聞こえる安心感
一番試したかったランニングでの使用感。これがまた、最高でした。
車が近づく音、自転車のベル、後ろから来るランナーの気配。周囲の安全を確保しながら、音楽の世界にはしっかり浸れる。この両立が、ここまで高いレベルで実現されていることに感動しました。
先日、ランニング中にゲリラ豪雨に見舞われたのですが、IP55の防水性能のおかげで全く焦る必要なし。故障を気にすることなく、雨中のランニングという非日常感さえ楽しめました。
ココが気になる…正直、ここだけは慣れが必要!
べた褒めしてきましたが、完璧な製品などありません。正直に「うーん…」と感じた点も。
最大音量での「こめかみムズムズ」感
ボリュームを最大近くまで上げると、低音の振動でこめかみがくすぐったい感覚があります。まあ、これは骨伝導の宿命であり、元気に頑張ってくれている証拠(笑)。屋外でよほどの爆音で聴きたい時以外は、最大にすることはまずないでしょう。操作音が全部同じで、今どのモードか分かりにくい!
これが唯一、本気で「惜しい!」と思った点。電源オンオフ、ペアリング、EQ変更など、ボタン操作時の「ポーン」という通知音が全部同じなんです。「今、EQが切り替わったの…か?」と、直感的に分かりづらい。 もちろん、使っていくうちにどの操作で何が変わるか身体が覚えてくるので、慣れれば問題はありませんが、次期モデルでの改善に期待したいポイントです!
音漏れについては、静かなカフェなどで中音量以上にすると、隣の人にはシャカシャカ音が聞こえる可能性はあります。 図書館のような静寂空間では小音量で、周りの環境に合わせてボリューム調整するのがスマートな使い方ですね。
【結論】OpenRun Pro 2はこんな人にこそオススメしたい!購入おすすめ度は…星4.9!
ソニーWF-1000XM5という「絶対王者」をメインで使う僕が出した結論。
「OpenRun Pro 2」の購入おすすめ度は…

- 骨伝導の常識を覆す、驚きの高音質
- 耳を塞がない開放感と、抜群のフィット感
- 汗や突然の雨も安心の「IP55防水性能」
- クリアな音声でオンライン会議も快適に
- 操作音が同じで、モード変更が直感的に分かりづらい
- 静かな場所ではボリューム調整への配慮が必要
- 最大音量では、こめかみに振動を感じることがある
操作音の分かりにくさで-0.5点しましたが、それを補って余りある、革命的な体験価値があります。これは「骨伝導イヤホン」というカテゴリではなく、「オープンイヤー型イヤホン」の新たな王者です。
特に、こんなあなたには、僕と同じ衝撃を味わってほしい!
- 耳は塞ぎたくないけど、ランニングや屋外でもいい音で音楽を楽しみたい!
- WF-1000XM5のような高音質イヤホンが好きだけど、シーンによって使い分けたい!
- 安全のために周りの音は聞きたい、でも音楽は妥協したくないランナー!
- 在宅ワークで、耳を疲れさせずにBGMや通話を楽しみたい人!
まとめ ~ガジェット好きよ、この「音撃」を体感せよ~
「ながら聴きは、音質を犠牲にするもの」
そんな常識は、今日で終わりです。
Shokz OpenRun Pro 2は、安全性、快適性、そして高音質を、前代未聞のレベルで融合させた、まさにゲームチェンジャー。
あなたの音楽ライフ、そしてガジェットライフを、より豊かで、より安全なものに変えてくれるはずです。
「気になる…」と思ったなら、それはもう「買い」のサインかもしれません。
ぜひ、この「音の衝撃」ならぬ「音撃」を、あなたの耳で体感してみてください!
この記事があなたの背中を押すきっかけになれば、最高に嬉しいです。使ってみた感想、ぜひコメントで教えてくださいね!
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