【G検定対策】AIの”始まりの物語”！ゼロからわかる「ロジック・セオリスト」の衝撃と重要ポイント

2025年4月7日2025年4月15日

皆さんこんにちわニコイチです。G検定の勉強、進んでいますか？

最近よく聞くChatGPTみたいなスゴいAI。まるで人間みたいに話したり、絵を描いたり…本当に驚きだよね！

でもさ、ふと思ったんだ。

「こんな賢いAIたちの”最初の赤ちゃん”って、どんな子だったんだろう？」って。

今日は、そのAIの歴史のまさに”始まり”、記念すべき「最初のAIプログラム」と呼ばれる『ロジック・セオリスト』について、熱く！分かりやすく！解説していくよ！

これを知っておくと、AIの歴史の流れが掴めるし、G検定でも問われる可能性のある超重要ポイントだから、しっかりついてきてね！

衝撃！「考える機械」の誕生 – ロジック・セオリストって何者？

コンピュータって聞くと、みんな「計算する機械」ってイメージがないかな？

でもね、今から70年近く前の1956年、その常識をひっくり返すような、とんでもないプログラムが生まれたんだ。それが「ロジック・セオリスト」！

いつ？ → 1956年。これはね、”AI（人工知能）”っていう言葉が初めてちゃんと使われた会議（ダートマス会議）が開かれた年でもあるんだ！まさにAI元年！
誰が？ → 熱い想いを持った3人組！アレン・ニューウェル、ハーバート・サイモン、そしてクリフ・ショーだ。【ここに開発者3人（ニューウェル、サイモン、ショー）の顔写真があるとベスト！】
何をした？ → これがスゴいんだけど、数学の超～～難しい教科書（『プリンキピア・マテマティカ』っていうんだ）に載ってる定理を、コンピュータが”自分で考えて”証明しちゃったんだよ！

Par Nick Dillinger — http://en.wikipedia.org/wiki/File:Pmdsgdbhxdfgb2.jpg, Domaine public, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=6074919

すごくない！？

ただ計算するだけじゃない。まるで人間みたいに、論理的に筋道を立てて「これは正しい！」ってことを証明したんだ。だから、ロジック・セオリストは「世界初のAIプログラム」って呼ばれてるんだね。

【G検定POINT①】超重要！

開発年: 1956年 (AI元年！)
開発者: ニューウェル、サイモン、ショー (この3人の名前、覚えよう！)
意義: 最初のAIプログラム、コンピュータによる記号推論（論理的な思考）を実現！

熱狂の舞台裏 – 天才たちの挑戦と”AI誕生の瞬間”

ロジック・セオリストが生まれた1956年夏。アメリカのダートマス大学で、歴史的な会議が開かれたんだ。それが「ダートマス会議」。

「人間みたいに考える機械って作れるんじゃね？」って考えたトップクラスの研究者たちが集まって、熱い議論を交わした、まさに”AI誕生の瞬間”とも言える会議なんだ。

ニューウェルとサイモンも、この会議で自分たちが作ったロジック・セオリストを「どうだ！」って発表したんだよ。最初はね、「ふーん」くらいの反応だったらしいんだけど（笑）、彼らは確信してた。「これは、世界を変えるぞ！」ってね。

だって考えてみてよ。当時のコンピュータ（プログラムを動かしたのはJOHNNIACっていう名前のマシンだったよ）なんて、まだまだ大きくて扱いにくい時代。それなのに、「考える」なんてSFみたいなことを本気でやろうとしたんだから、その情熱と挑戦、ハンパないよね！

https://jp.pinterest.com/pin/123145371033491103/

開発中は、コンピュータがまだ自由に使えないからって、なんと人間がコンピュータの部品になりきって、手作業でプログラムの動きをシミュレーションしたこともあるんだって！想像できる？奥さんや学生さんまで動員して、「君はこの部品の役ね！」って（笑）。そこまでしてでも、「思考」を再現したかったんだね。

この開発者たちの熱い想いが、AIの歴史の幕を開けたんだ！

どうやって”考えた”の？ – ロジック・セオリストの仕組みを簡単解説！

じゃあ、ロジック・セオリストはどうやって「考えた」んだろう？ポイントは３つ！

記号処理: 数字だけじゃなくて、「もしAが正しいなら、Bも正しい」みたいな”言葉”（記号）を使って、論理的なルールを扱えるようにしたんだ。これが画期的だった！
探索（たんさく）としての推論: 定理の証明を、まるで「迷路のゴール探し」みたいに考えたんだ。スタート地点（仮説）から、論理的なルール（道）をたどって、ゴール（証明完了！）にたどり着く道筋を、コンピュータが一生懸命探したんだよ。【ここに、スタートからゴールへ向かう単純な迷路か分岐のある木のイメージ図。「探索」って文字を入れると良いかも】
ヒューリスティクス: でも、迷路の道筋って無数にあるでしょ？全部しらみつぶしに探してたら時間がかかりすぎる。そこで、「こっちの道の方がゴールに近いかも？」っていう”勘”や”経験則”（これをヒューリスティクスって言うんだ）を使って、効率よく探索を進めたんだ。賢い！

【G検定POINT②】重要キーワード！

探索: 問題解決の道筋を探すこと。
ヒューリスティクス: 経験則や勘に基づいた、効率的な探索の手法。

ちなみに、このロジック・セオリストを作るために、IPL（Information Processing Language）っていう特別なプログラミング言語も開発されたんだ。これが、後のAI研究でめちゃくちゃ使われることになる「Lisp」っていう言語にも影響を与えたんだよ。

【G検定POINT③】

IPL: ロジック・セオリストのために開発された初期のAI向け言語。Lispに影響。

ロジック・セオリストが未来に残したもの – 歴史的意義と現代へのバトン

「昔のプログラムの話でしょ？」って思うかもしれないけど、とんでもない！ロジック・セオリストが残したものは、今のAIにもガッツリ受け継がれているんだ。

記号で考えるAIの基礎: 病気の診断をするお医者さんAI（エキスパートシステム）とか、ルールに基づいて判断するAIのルーツはここにある！
「探索」と「ヒューリスティクス」は今も現役！: ゲームAIが最善手を探したり、カーナビが最適なルートを探したりするのも、この考え方がベースになっているんだよ。超重要コンセプト！
次世代AIへの刺激: ロジック・セオリストの成功は、「もっと色々な問題を解けるAIを作ろう！」って研究者たちを刺激して、GPS（General Problem Solver：一般問題解決機）っていう、さらに進んだAIの開発にも繋がったんだ。

【G検定POINT④】繋がりを意識！

GPS: ロジック・セオリストを発展させた、より汎用的な問題解決を目指したAI。
AI研究の基礎: 記号処理、探索、ヒューリスティクスは、ロジック・セオリストが切り開いたAI研究の foundational な（基礎となる）考え方なんだ。

「機械が考えるなんて不可能だ」って思われていた時代に、「できるぞ！」って証明してみせたロジック・セオリスト。その衝撃と功績が、たくさんの研究者に勇気と希望を与えて、今のAI技術の発展に繋がっているんだ。（もちろん、その後「AIの冬」と呼ばれる停滞期もあったんだけど、この原点の輝きがあったからこそ、乗り越えられたんだよね！）