走り始めたいけれど、最初から高いランニングシューズを買うのはためらう。そんな方に向けて、ナイキのウィンフロー12を履いて走った記録をまとめました。
私が履き始めたのは2026年10月12日で、この記事に書くのは使い始めて数日の時点の感想です。長く履いたあとの耐久性は、まだ分かりません。公式ページで確かめた仕様と、理学療法士としての一般的な靴選びの考え方もあわせて書きます。
高い靴を買う前に、走り続けられるか不安だった
走り始めるときに迷いやすいのが、最初の1足にいくらかけるかです。高い靴を買って3日で走らなくなったら、もったいない。かといって、安すぎる靴で足を痛めるのも怖い。
この2つの間で迷っているうちに、靴を買う手前で止まってしまう方もいると思います。続くかどうか分からない段階では、手頃な価格で履きやすい1足を探したくなるものです。
中学生のとき、私はハンドボール部で膝のお皿の骨である膝蓋骨を骨折し、医師からは「もう走れない、正座もできない」と言われました。それでも理学療法士の先生に励まされながら約2年リハビリを続け、3年生の最後の大会に出場できました。
今は理学療法士として10年目です。
この記事では、理学療法士としての一般的な考え方と、私がウィンフロー12を履いた感想を分けて書きます。
靴を選ぶときの一般的な考え方(理学療法士として)
ここからは特定の商品を離れて、ランニングシューズを選ぶときの一般的な考え方を書きます。靴だけで足の痛みやケガを防げるわけではありません。サイズ、足首まわりのフィット、クッション、走る量の増やし方を組み合わせて考えます。
サイズ選び
サイズは、表示の数字よりも、実際に履いたときの合い方で選ぶのが基本です。同じ表示のサイズでも、メーカーやモデルによって長さや幅の感じ方が変わります。
試し履きで確かめたいのは、つま先に少し余裕があるか、かかとが浮かないかです。足は1日の中でむくみやすく、夕方のほうが靴をきつく感じることがあります。
足首まわりは、靴ひもを締めたときに、甲から足首までがずれずに収まるかを見ます。クッションの柔らかさは好みが分かれるところです。店で数歩でも走ってみると、違いが分かりやすくなります。
選び方の考え方は、30代から走り始める方に向けたシューズの選び方でも詳しく書いています。
慣らし方
新しい靴は、いきなり長い距離で使わず、短い距離から慣らしていくのが一般的です。走ること自体を再開する場合も同じで、走る日と休む日を交互にするなど、少しずつ量を増やしていきます。
膝やすねに痛みが出たときは、無理に続けずに走る量を戻します。痛みが続く場合は、医療機関に相談するのが安心です。

靴を替えたばかりの数日は、いつもより短めの距離で様子を見るくらいがちょうどいいと考えています。
走り方そのものについては、理学療法士の私が走り方を見直した記事にまとめました。
ここから先の感想は、2026年10月12日に履き始めてから数日の記録です。長く履いたときの耐久性や、クッションの変化はまだ分かりません。
ウィンフロー12の仕様(公式で確認できた範囲)
仕様は、ナイキ公式サイトの商品ページで確認できた範囲をまとめます。
| 項目 | 内容 | 出典 |
|---|---|---|
| 価格 | 13,200円(税込) | ナイキ公式 |
| クッション | Nike Airユニット、Cushlon 3.0フォーム | ナイキ公式 |
| アッパー | メッシュ | ナイキ公式 |
| 私が履いている型番 | HV9272-002(メンズ、ブラック×ホワイト) | 私の場合 |
重さとドロップは、公式ページでは確かめられませんでした。ドロップは、かかととつま先の高さの差のことです。小売店のページには、重さ約322g、ドロップ10mmと掲載されています。どのサイズの値かは確認できていないため、この記事では参考の値として扱っています。

使い始めて数日、走ってみた記録
私がウィンフロー12を履き始めたのは、2026年10月12日です。用途はランニングで、まだ数日しか履いていません。
最初に感じたのは、思ったより走りやすいということでした。走っているときに、いい軌道に足が乗っている気がします。価格が安いのに履きやすい点も、使い始めて感じたことの1つです。
微妙だと感じたのは、履き口の高さです。
靴を履いたとき、くるぶしまでの高さがもう少しあれば、足がよりグリップされて固定されている感じが出るのではないかと思いました。
理学療法士として一般的に言うと、足首まわりのフィットは、履き口の高さだけで決まるものでもありません。靴ひもの締め方や、かかとの形でも変わります。履き口の高さが気になる場合は、店で試し履きをして、かかとの浮きやすさを確かめておくと安心です。

どんな人に向くか・買う前に確認すること
使い始めて数日の感想から言えるのは、価格を抑えて1足目を選びたい人には候補になる、というところまでです。長く履いたときの耐久性や、どのくらい走るとクッションがへたるかは、まだ分かりません。
サイズは、通販で買う場合でも、一度は店で試し履きをしてから決めると安心です。買う前に確かめておきたいのは、次の3つです。
- つま先の余裕と、かかとが浮かないか
- 履き口の高さが、自分の足首に合っているか
- 公式ページで、価格と在庫のあるサイズ
デスクワークで座っている時間が長く、走る前にまず体を動かすところから始めたい方に向けた記事も書いています。

効果には個人差があります。持病のある方は医師に相談してください。
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