【実体験】1,500円でも売れ残った私が、4,500円で「ありがとう」と感謝されながら完売させた話

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「この見積もり、高いと思われないかな…」 「本当は値上げしたいけど、お客さんが離れるのが怖い…」

フリーランスのデザイナーや、個人でお店を営むあなたが、一度は抱えたことのある悩みではないでしょうか。

かつての私も、そうでした。ハンドメイド作品を1個1,500円で売っていた頃、来る日も来る日も制作に追われ、寝る間も惜しんで頑張っているのに、手元に残るお金はごくわずか。値下げをしても売れ残る在庫の山を見ては、「私の努力って、この程度の価値なのかな…」と無力感に苛まれる毎日でした。

しかし、ある考え方に出会ったことで、私のビジネスは劇的に変わります。

1,500円では売れ残っていた作品が、ブログで“あること”を語っただけで、4,500円という3倍の価格にもかかわらず、たった数日で「あなたの作品だから欲しい」「作ってくれてありがとう」という温かい言葉と共に完売したのです。

この記事では、キングコング西野亮廣さんの名著『夢と金』の教えを、私自身の泥臭い実体験と、理学療法士としての知見を掛け合わせたユニークな事例と共にお届けします。

読み終える頃には、あなたは「安売り地獄」から抜け出す自信と、お客さんから愛されながら正当な価格で価値を提供するための具体的なヒントを手にしているはずです。

目次

 なぜ、あなたの頑張りは価格に反映されないのか?

答えはシンプルです。私たちは知らず知らずのうちに、「機能」だけで戦う“消耗戦”に参加してしまっているからです。

  • もっと良いデザインを
  • もっと美味しい料理を
  • もっと分かりやすい教材を

職人気質で真面目な人ほど、この「もっと良くしよう」という改善を止めません。もちろん、それは尊いことです。しかし、ある一定のレベルを超えた改善は、残念ながらお客さんにはほとんど伝わりません。

これを西野さんは「オーバースペックの罠」と呼びます。

お客さんの「満足ライン」を超えてもまだ高みを目指し、そうして獲得した「もはやお客さんが判断できない技術(旨み)」を「ハイスペック」とは呼ばない。 満足ラインを超えた技術・パフォーマンスの名は「オーバースペック」と呼ぶ。 「オーバースペック」は自己満足であり、お客さんの満足度はカウントされない。

つまり、あなたが血の滲むような努力で磨き上げた「機能」は、お客さんから見れば「そこまで求めていない価値」になってしまっている可能性があるのです。これでは、価格に反映できるはずもありません。

 私が1,500円の呪いから抜け出せた理由 ─ “意味”を売るということ

では、どうすればこの消耗戦から抜け出せるのか。 その答えが、「機能」ではなく「意味」を売るという考え方です。

かつての私は、ハンドメイド作品という「モノ(機能)」を売っていました。しかし、価格を4,500円に上げた時、私はブログで作品に込めた想いや、完成までの試行錯誤の物語(制作秘話)を語りました。

お客さんが買ってくれたのは、作品そのものだけではありません。その背景にある「私の物語(意味)」に対して、お金を払ってくれたのです。

ファンは「安く買いたい人」じゃない。 ファンは「応援したい人」だ。

この言葉通り、ファンになってくれたお客様は、私を「応援」するために、喜んで4,500円という価格を受け入れてくれました。あるお客様からは、こんな言葉をいただきました。

「この作品の背景を知って、ますますファンになりました。ただの物じゃなくて、あなたが生み出した宝物ですね。大切にします。」

この時、私は確信しました。 価格とは、単なる機能の対価ではない。価格とは「機能」+「意味(応援代)」で決まるのだと。

 【私のケーススタディ】理学療法士 × 古物商 = “家族の疲労ゼロ”体験を売る

「物語を売るのは分かったけど、私にはそんな特別なストーリーなんて…」

そう思ったあなたのために、私が現在構想している、全く新しいサービスの事例をご紹介します。これは、私の持つ「理学療法士」と「古物商」という、一見すると無関係な資格を掛け合わせたサービスです。

サービス概要訪問マッサージ + 不用品回収
売っている「機能」・体のコリをほぐす施術
・不要な家具や家電の回収
売っている「意味」育児や介護で疲れ切った家族の「心と体の負担」をワンストップでゼロにする、解放体験
コアストーリー大掃除や介護環境の整理で、心身ともに疲れ果てている家族。「体を癒やすプロ」と「モノを整理するプロ」が同時に現れ、たった半日で、スッキリした空間と軽くなった体を取り戻す。その日の夜は、家族全員が晴れやかな気持ちでゆっくり休める。
希少性の設計・月10組限定
・私が一人で対応できる範囲(例:埼玉県吉川市周辺)に限定
・「子育て or 介護中で、心から休息を求めている方」限定
価格設定の考え方通常のマッサージ料金+回収費用+「家族の未来の笑顔を作る」応援代

もし私が、「マッサージ60分〇〇円」「タンス回収〇〇円」と機能の切り売りをしていたら、熾烈な価格競争に巻き込まれていたでしょう。

しかし、「家族の心と体を丸ごと軽くする」という唯一無二の“意味”を売ることで、このサービスは「高くてもあなたにお願いしたい」と言われる価値を持つことができるのです。

 さあ、あなたの“意味”を見つけよう!ファンに応援されるための5ステップ

難しく考える必要はありません。あなたも、必ずこの「意味」を売る戦略を実践できます。 次の5つのステップで、あなたのサービスに眠る価値を見つけ出しましょう。

 ステップ1:あなたの「コアストーリー」を設定する

まず、あなたが「なぜ、その仕事をしているのか?」という原点を掘り下げます。 手帳やメモアプリを開いて、次の質問に3行で答えてみてください。

  • 誰の、どんな悩みを解決したい?
  • その仕事を通して、お客さんにどんな未来を届けたい?
  • あなたのサービスがなくなったら、誰が一番悲しむ?

これが、あなたのビジネスの核となる「意味」の種です。

 ステップ2:「希少性」を設計する

「普及度が上がれば上がるほど、ラグジュアリーから遠ざかる」

誰もが手に入れられるものに、人は特別な価値を感じません。あえて「制限」を設けることで、価値は高まります。

  • 個数・人数を絞る(例:限定10点、月5名様まで)
  • 時間を絞る(例:〇月の1週間だけ受注)
  • 場所を絞る(例:私の地元、〇〇市の方限定)
  • 条件を絞る(例:本気で〇〇したい方限定)

「断る勇気」が、あなたを本当に必要としてくれるファンを引き寄せます。

 ステップ3:価格に「応援代」を乗せる

ステップ1で見つけた「コアストーリー」こそが、応援代の根拠になります。 お客さんは、その物語の続きを「あなたに見てほしい」から応援してくれるのです。自信を持って、その想いを価格に反映させましょう。

 ステップ4:体験を「演出」する

サービスを提供する前後のコミュニケーションも、価値を高める重要な要素です。 例えば、

  • デザイナーなら:納品データと一緒に、デザインに込めた「コンセプトシート(物語)」を添える。
  • 飲食店なら:メニューに、その料理が生まれた「開発秘話」を一行添える。
  • オンライン講師なら:講座の最初に「なぜ、私がこの講座を届けたいと思ったのか」を熱く語る。

 ステップ5:「ファン」と繋がる場所を作る

一度きりの関係で終わらせず、応援してくれるファンと繋がり続けるための「ホーム」を作りましょう。LINE公式アカウントや、SNSの限定グループなどが有効です。そこで、活動の裏側を見せたり、ファン限定の案内をしたりすることで、関係性はさらに深まります。

 まとめ:安売りゲームのゴールテープは、あなたが切る

この記事でお伝えしてきたことは、ただ一つ。

あなたの価値を、あなた自身が安売りしてはいけない。

かつての私のように、薄利多売のゲームで疲弊する必要はもうありません。

  1. 戦う場所は「機能」ではなく「意味」の土俵
  2. 価格には、あなたの物語への「応援代」を乗せていい
  3. あえて「絞る」勇気が、あなたの価値を高める
  4. あなたの「想い」こそが、ファンを惹きつける最強の武器になる

さあ、今すぐ手元のメモ帳を開いて、あなたのサービスの「意味」を3行で書き出してみてください。 それが、価格競争から抜け出し、ファンに愛されながら豊かになるための、偉大な第一歩です。

値下げ以外の活路は、必ずあります。私が、それを証明します。

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